最終更新日:2009年12月27日 Since October 1st ,2000  
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I.D.K. シアター vol.5
渇いた記憶 -Ran Dry Tears-」


<DATE>2001.11/18・14:30開映  
<PLACE>スペース三軒屋 <CHARGE>¥500



I.D.K.創立10周年となった2001年は、I.D.K.シアターを開始した'98年以来実に3年振りに、
年内二度の上映会を開催することができました。前回とは、会場こそ同じものの、他団体
主催への出品という形で、上映作品も一度上映したもの(Door Version2001)だったので、
やはり今回はわけがちがう。ホームページを立ち上げて1年経過して、I.D.K.の知名度も
それなりに上がってきている折、へたなものは見せられないという気持ちが、よりいっそう
緊張感を高めていました。まあ何といってもいつもながらお客さんの入りが一番気になる
わけですが、開催真際になって予約キャンセルが相継ぐという事態に見舞われ不安で
一杯だったのですが、結果は予想外の大盛況で、用意しておいたパンフレットや
アンケート用紙がなくなるほどでうれしい限りでした。



今回の特筆すべき点は、なんといっても"I.D.K.シアター"5回目にして初の二本立て上映
を行ったことです。前回の上映イベントでご一緒させていただいた10HAUSさんにご協力
いただいて、パロディ映画「大都会にほえろ!」を出品していただきました。この組み合わ
せは、時間的にも作品の内容を取っても、われながら非常にバランスがとれていたのでは
ないかと思っています。



準備はとにかく早かった。前回の”BEST OF インデイーズムービー”の際、会場を知り尽く
した主催者のMMSさんの手際のいい準備を見ていた甲斐もあって、座席の配置や、音響
の設定など実にスムーズ。今回も前回覚えた会場設置のアンプを使用しました。ちょっと
拾えない音があるのが残念ですが、重いスピーカーなどを運び込む手間が省けて楽にな
りました。



「渇いた記憶]アンケート結果はこれまでで一番といっていいくらい好意的なものが
多かったです。難解だった前作"Door"での反省から、なるべくシンプルで伝わりやすい
作風へと切り替えたのがよかったのか、
上映時間の短縮("Door"の約半分!が見やすかったのか、
監督が初めて監督に専念できたのがよかったのか。
もちろん厳しい物もありますが、それも非常にためになる貴重な意見もあり、
とにかくうれしい意見が多かったアンケート結果をどうぞ↓


アンケート結果報告(今後の参考になりそうなご意見を勝手に抜粋。)

演出、ストーリー、脚本について

  • せつなかった。泣けました。
  • 前作に比べて理解しやすく、素直に楽しめた。
  • ラストがエンドロールに続いているところがうまいと思った。
  • 引き込まれた。意外な結末が面白かった。
  • 間が長すぎると思った。
  • 間がいい感じだった。
  • "Door"とつながって、なるほどって感じでした。
  • 完成度が高く、ストーリーも楽しめたが、少しありふれているのでは?
  • 情景が美しかった。
  • 人間のエゴについて考えさせられた。
  • 背景の説明を省略して物語を進めた手法はよかった、が、
    テーマやストーリーの必然性がいまいち伝わってこなかった。
  • 「コーヒー飲めないんです」笑えた。
  • 全体的にバランスがよかった。
  • "Door"とつながっていると知らずに見たので驚いた。
  • 慣れが見られる。ディテールにもっとこだわりがほしい。
  • 現代風の中に昔からの考えを表現しているところがよかった。
  • すごく気持ちが分かる気がします。「人間ってそうだよね。」と思いました。
  • よいがまだまだよくなるはず。
  • 続編があるならぜひ見てみたい作品に仕上がっていた。
  • 現代の自分勝手主義、肉親の情が薄れている状態をあらわしながら
    人としての真実の愛に気づいていくという展開がよかった。
  • "Door"が見たくなりました。テンポがよく実力を感じました。
  • レイの人格が心に残った。
  • 「大丈夫か?」というせりふ、けっこう気に入りました。

出演者について

  • 夏美の表情がよかった。
  • 春菜役の女優さん、プロのようだった。
  • 春菜のキャラが分かりにくい。
  • レイの声が魅力的だった。
  • いろいろな個性があってよかった。
  • レイの役は、セリフが少ない分、一言一言が重要な意味を持っていて
    大変だと思った。
  • 夏海の泣くシーンに目頭があつくなりました。
  • お父さん役の人が若すぎる。
  • レイの無表情さが、人造的なものを感じさせるよい演技だった。
  • レイがかっこよかった。(ほか、多数!)
  • 夏海さん、声がとても素敵でした。
  • 春菜、とてもいい。
  • なんだか役やセリフ、すべてが前作よりよくなっていて驚いている。
  • レイ、存在感がありました。無表情がさまになっている。
  • 夏海の演技に引き込まれた。
  • いい配役だとおもった。
  • 皆さん上手で安心して見ていられた。
  • うまい人と下手の人との差があった。(今回もまたいわれてしまいました!)
  • お兄さん、よかった。得がたいキャラですね。
  • 春菜の笑顔にもっと特徴があると、作品の明暗がくっきりしたのでは?

音楽について

  • 雰囲気がよかった。
  • 世界観が合っている。
  • すごくよかった。
  • きれいなサウンドだった。
  • 個人的にああいうサウンド好きです。
  • 言うことなしですね。
  • サントラ盤があるなら聞きたい。
  • 自分の作品にも作ってほしい。
  • ストーリーにぴったり。
  • もっと重い曲があってもいいと思った。
  • 前回よりもよくまとまっている。
  • 場面をよく盛り立てていた。
  • 最高!すげー!でした。
  • ハマリすぎでしょう。
  • けっこうカッコよかった!
  • 違和感がなかった。
  • 音樂、コンピュータの気がしました。違うかな???
    (
    違います。なんとオールアナログレコーディングです!
  • 前作では画面より音楽が勝ってしまっている所があったが、
    今回は自然に溶け込んでいて人物や場面を盛り立てていた。      

その他、ご自由に。

  • リザーブの人が遅れてきて前にこられるとなんか。。
    (I.D.K:ほんとに反省しています。予約でもやはり、
    時間までにこられなかった場合は、先にいらしたお客さんを優先するべきでした。
    )
  • 「大都会」のような楽しいものとセットはなかなかいい。
  • 時間的にちょうどよかった。
  • 編集がうまいです。
  • 尻がいたい。
  • 後ろは見づらい。
  • 初めてきました。楽しかったです。
  • やはりビデオより数倍いい。また来たいです。
  • 目新しい何かがあればもっと楽しめたと思う。
  • 空調を安定させてほしい。
  • I.D.K.これからもがんばれ!


アーロンさんのご意見(メール&アンケートより) 大都会にほえろ!について

映画として、よくできていたと思います。
が、インディーズらしさが無いです。
もっと新鮮なものが欲しかったです。とてもよく出来ているんですよ。でもプロではない!
それでも出演者はかなり上手に見えます。背伸びは感じますが。
音楽も前作に増してどんどんプロ化していますね。
I.D.K.の作品を見るのは、前作"Door"に続き二度目です。
上映会は大入り満員でしたね。予約しておけばよかったと思いました。

“映画”と言う物を意識して観始めた時が、
今からちょうど30年前の中学生の頃です。
なんて言うと、ちょっと「お〜!」かもしれませんが、
全然普通の映画好きの人間です。

それでも10代〜20代の頃は、演劇をやってみたり、
オーディションを受けてみたり、
イベントホールの裏方をやっていたり・・・。
その頃は、試写会の様な物で、
35mm映写機を回したりした事もあるんですよ。
今考えると恐い事ですけどね。

アンケートで辛口のコメントをしたのも、
映画(映像)のクオリティーは、8mmフィルムで一生懸命インディーズムービーを
創っていた時代と比べると、撮影器材の向上やパソコンの普及で、
誰でも一定のレベル以上の撮影は出来る時代に成ってるからです。

インディーズには、インディーズの良さがあると思います。
若さで出来るハチャメチャな部分を持っていてほしいのです。
映倫が絡むプロの作品の亜流の作品創りは
金儲けが絡む、一部の映画のプロデューサーに
まかせておけば良いと思ってます。
(これはプロに対する辛口コメントです (^笑^)% )

もう、約20年ほども前の事で、本当に恐縮ですが、
芝居をやっていた頃、今回の『渇いた記憶』と似た人物設定で、
オリジナルの舞台劇を書いた事があります。
『おだやかな構図』と言う その芝居の登場人物は、姉と知恵遅れの弟、姉の彼氏、
それにアンドロイドでは無く、自信家の祖母です。

自分の生き方に疑問を持つゆとりも無く、女手一つで、死んだ我子の子供達を
ただ一生懸命育てて来た老女が、
知恵遅れの弟の煩わしさに家を出た孫娘の久しぶりの里帰りに、
孫娘に同行して来た、初めて会う孫娘の彼氏の
その若さゆえの放つ輝きに久しぶりに嬉しい一時を過ごしたものの、
2人が帰った後に、
団欒に得たテンションの裏に潜む年取った我が身への、喩えようも無い恐怖におののく。
それを救うのが、自分が一方的に育て上げたと思っていた知恵遅れの孫だった。

てな芝居でした。

どこか井手さんの今回の作品と共通する視点が有ると思いませんか?
僕は自分の作品を思い出しながら井手さんの作品を観てました。

撮影レベルや凡ミスは、極力アンケートには突っ込まない事にしています。
そんな事、誰よりも映画製作をされたご本人が良く解って、悔やまれる事だと思ってるから、
揚げ足を取る様な事は僕はしないつもりで書いてます。
一生懸命お創りになった映画です。
僕も、これからも真摯に観させていただきます。
そして思いっきり楽しませていただきますね。

どうぞこれからも楽しんで映画創りをしてくださいね。
そして次回も是非ご案内ください。
もうすでに、楽しみに次回作をお待ちしております!

皆さんご協力ありがとうございました!








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